世界でもトップクラスの売上を記録しているモバイルゲームの中には、無料で始められるタイトルが数多くあります。今回紹介するゲームはいずれも基本プレイ無料で、ゲームの中心となるコンテンツを課金なしでも楽しめます。
主な収益源となっているのは、スキンやバトルパス、スタミナ、ブースター、期間限定パックなどの追加課金要素です。基本プレイ無料のモバイルゲーム市場は、非常に大きな規模に成長しています。
Sensor Towerによると、2026年7月にGoogle PlayとApp Storeでモバイルゲームへ使われた金額は、世界全体で66億ドルに達しました。それでも、今回紹介する10タイトルはすべて無料でプレイを始められます。
対戦ゲーム、ソーシャルゲーム、パズル、ストラテジーなど、好みのジャンルに合わせて選んでみましょう。
無料で始められる高収益モバイルゲーム10選
ここからは、世界的に高い売上を記録しながら、基本プレイ無料で楽しめるモバイルゲームを10タイトル紹介します。
1. Honor of Kings

『Honor of Kings』では、5対5で戦う本格的なMOBAを無料で楽しめます。
さまざまなヒーローから使用キャラクターを選び、チーム内での役割や立ち回りを覚えながらランクを上げていきます。
キャラクターの強さそのものを購入する必要はなく、主な課金要素はキャラクタースキンやコラボコンテンツ、シーズン限定コンテンツなどです。
『ダンダダン』とのコラボイベントなども開催されており、こうした課金モデルと大規模な中国ユーザー層によって、直近の月間売上ランキングでもトップクラスの売上を記録しています。
- 開発・運営: TiMi Studio Group/中国ではTencent Games、グローバル版はLevel Infinite
- 対応機種: Android、iOS、中国ではHarmonyOSにも対応
- ジャンル: MOBA
- モバイル版配信日: 中国版2015年11月26日/グローバル版2024年6月20日
- 2026年上半期推定売上: 約10億ドル
2. Roblox(ロブロックス)

『Roblox(ロブロックス)』は、ユーザーやクリエイターが制作した膨大なゲームやソーシャル空間を楽しめるゲームプラットフォームです。
ほとんどのゲームは無料で参加でき、障害物を攻略するObbyから、『Shindo Life 2』のようなアニメ風RPGまで、数秒でまったく異なるジャンルのゲームへ移動できます。
主な課金要素はゲーム内通貨のRobux、アバターアイテム、ゲームパス、プライベートサーバーなどです。
膨大なユーザー数を持つことが、モバイル版でも安定した売上につながっています。
- 開発・運営: Roblox Corporation
- 対応機種: Android、iOS、Windows、macOS、Xbox、PlayStation、Meta Quest
- ジャンル: ユーザー制作型ゲームプラットフォーム
- モバイル版配信日: iOS版2012年12月11日/Android版2014年7月16日
- 2026年上半期推定売上: 6億2,500万ドル
3. ゴシップハーバー:マージ & ストーリー

『ゴシップハーバー:マージ & ストーリー』は、気軽に遊べるマージパズルと、謎が次々と明らかになっていくストーリーを組み合わせたゲームです。
食材や料理をマージしてカフェのお客さんへ提供しながら、レストランを改装していきます。
主人公クインを取り巻く家族問題や妨害事件など、物語の謎を追っていくのも大きな特徴です。
基本プレイは無料ですが、行動にはエネルギーを使用します。
無料プレイヤーの場合はエネルギー回復を待ちながら遊ぶことになりますが、継続的に追加されるストーリーやイベントによって長く楽しめる仕組みになっています。
- 開発・運営: Microfun Limited
- 対応機種: Android、iOS
- ジャンル: マージパズル・ストーリーシミュレーション
- モバイル版配信日: 2022年7月
- 2026年上半期推定売上: 6億2,600万ドル
4. PUBG MOBILE

『PUBG MOBILE』では、バトルロイヤルの基本コンテンツを無料で楽しめます。
クラシックモードでは、最大100人のプレイヤーが広大なマップへ降下し、最後の1人または1チームになるまで戦います。
そのほかにも、「Arena」「Metro Royale」「World of Wonder」など、短時間で遊べるモードや自由度の高いコンテンツが用意されています。
主な課金要素は衣装、武器スキン、エモート、クレート、Royale Passなどです。
交換コードが配布されることもあり、無料でゲーム内アイテムを入手できる場合もあります。
- 開発・運営: LightSpeed Studios、PUBG Studios/Level Infinite、KRAFTON
- 対応機種: Android、iOS
- ジャンル: アクション・バトルロイヤルシューター
- モバイル版配信日: 2018年3月19日
- 2026年上半期推定売上: 6億7,600万ドル
5. Pokémon GO

『Pokémon GO』は、現実世界の場所とゲームを組み合わせた位置情報ゲームです。
実際に街を歩きながらポケモンを捕まえたり、ポケストップを回したり、レイドバトルへ参加したりできます。
基本的な冒険は無料で楽しめますが、ポケコイン、ポケモンボックスや道具バッグの拡張、ふかそうち、レイドパス、イベントチケットなどが課金要素として用意されています。
イベントや企業コラボなどに合わせて交換コードが配布され、無料アイテムを受け取れることもあります。
2026年には10周年イベントやPokémon GO Festなども開催され、7月には再びモバイルゲーム売上トップ5へ入りました。
- 開発・運営: Pokémon GOチーム/Scopely Explore, Inc.
- 対応機種: Android、iOS
- ジャンル: AR・位置情報ゲーム
- モバイル版配信日: 2016年7月6日
- 2026年上半期推定売上: 約2億500万ドル
6. ロイヤルマッチ

『ロイヤルマッチ』は、カラフルなピースをそろえて消すマッチ3パズルをクリアしながら、ロバート王のお城を修復・装飾していくゲームです。
大きな特徴は、ゲーム内広告が表示されないことです。
さらに、一部のステージはオフラインでもプレイできます。
コイン、ブースター、ライフ、追加ムーブなどが課金要素として用意されていますが、購入しなくてもパズル自体は遊び続けられます。
シンプルなルールと完成度の高いステージ構成によって、世界中で高い売上を維持しています。
- 開発・運営: Dream Games, Ltd.
- 対応機種: Android、iOS
- ジャンル: マッチ3パズル
- モバイル版配信日: 2021年2月25日
- 2026年上半期推定売上: 6億8,000万ドル
7. ホワイトアウト・サバイバル

『ホワイトアウト・サバイバル』は、親しみやすい街づくり要素と、本格的な4Xストラテジーを組み合わせたゲームです。
プレイヤーは巨大な大溶鉱炉を中心に拠点を発展させ、極寒の環境から生存者を守っていきます。
ゲームが進むにつれて周囲の脅威も増えていくため、同盟への参加やほかのプレイヤーとの協力も重要になります。
無課金でも施設の建設、英雄の募集、大規模イベントへの参加などを楽しめます。
一方、課金アイテムを使うことで、施設建設や研究、戦力強化にかかる時間を短縮できます。
交換コードが配布されることもあり、育成素材や資源などを無料で入手できる場合もあります。
- 開発・運営: Century Games PTE. LTD.
- 対応機種: Android、iOS
- ジャンル: 4Xサバイバルストラテジー・都市建設
- モバイル版配信日: 2023年2月12日
- 2026年上半期推定売上: 7億2,300万ドル
8. MONOPOLY GO!(モノポリー GO!)

『MONOPOLY GO!』は、おなじみのボードゲーム「モノポリー」を、スマートフォンで短時間から遊びやすいゲームにしたタイトルです。
サイコロを振ってボードを進み、ランドマークを強化したり、トーナメントへ参加したり、ステッカーアルバムを完成させたりしながらゲームを進めます。
無料のサイコロは時間経過で回復するため、待てば無課金でも少しずつ進行できます。
期間限定イベントやほかのプレイヤーへの攻撃など、すぐに続きを遊びたくなる仕組みが多く、サイコロや各種パックの課金につながっています。
- 開発・運営: Scopely
- 対応機種: Android、iOS
- ジャンル: カジュアルボードゲーム
- モバイル版配信日: 2023年4月11日
- 2026年上半期推定売上: 6億400万ドル
9. キャンディークラッシュ

『キャンディークラッシュ』は、配信から10年以上が経った現在でも高い人気を維持している定番のマッチ3パズルゲームです。
基本ルールは非常にシンプルですが、ステージが進むにつれて新しいギミックや組み合わせが次々と登場します。
メインのステージは無料で遊ぶことができ、数千ものパズルに挑戦できます。
ゴールドバーやブースター、追加ムーブ、ライフなどを購入すると、難しいステージをより早く攻略しやすくなります。
長年遊ばれている作品でありながら、現在もモバイルゲーム市場でトップクラスの売上を記録しています。
- 開発・運営: King(Microsoft傘下)
- 対応機種: Android、iOS、Windows
- ジャンル: マッチ3パズル
- モバイル版配信日: iOS版2012年11月14日/Android版2012年12月14日
- 2026年上半期推定売上: 5億8,300万ドル
10. キングショット

『キングショット』は、今回紹介する中では最も新しいタイトルですが、すでに世界のモバイルゲーム売上上位に入っています。
ゲーム序盤はタワーディフェンス形式で進み、その後は中世を舞台とした本格的な4Xストラテジーへ発展します。
王国の建設、英雄の育成、研究、同盟、PvPなど、多くのコンテンツを楽しめます。
基本的なゲーム進行は無料でプレイできますが、課金パックを購入すると、建設や研究の待ち時間を短縮したり、軍隊をより早く強化したりできます。
- 開発・運営: Century Games PTE. LTD.
- 対応機種: Android、iOS
- ジャンル: 4Xストラテジー・放置サバイバル・タワーディフェンス
- モバイル版配信日: 2025年2月22日
- 2026年上半期推定売上: 5億4,500万ドル
基本プレイ無料でも売上トップクラスのゲームは多い
売上が高いゲームだからといって、必ずしも高額な課金をしなければ遊べないわけではありません。
今回紹介した10タイトルは、いずれも基本プレイ無料で、課金する前にゲームの中心となるシステムを十分体験できます。
ただし、ゲームを進めていくと、スタミナ不足や建設・強化の待ち時間、高難度ステージなどによって進行速度が落ちる場合があります。
まずは自分が普段遊んでいるジャンルに近いタイトルを選び、数日間プレイしてみるのがおすすめです。
無課金のままでも楽しめると感じたなら、そのゲームは長く遊べる可能性があります。
そのうえで課金を考える場合は、単に待ち時間を短くするためだけではなく、長期的に役立つアイテムやコンテンツを選ぶとよいでしょう。